一般的なブラケット矯正(ワイヤー矯正)とアライナー矯正(マウスピース矯正)について

2023/09/20

今回のコラムでは、一般的なブラケット矯正(ワイヤー矯正)とアライナー矯正(マウスピース矯正)について、その特徴を解説します。

~ブラケット矯正(ワイヤー矯正)~

①矯正装置を付けたまま治療ができる
アライナー矯正(マウスピース矯正)で使う装置は取り外し式のもので、1日約20時間以上の持続的に装着することが患者様のなかには、マウスピースを紛失したり付ける時間が短かったり、付けるの忘れてしまったり、治療が長引いてしまうケースもあります。
一方で、ワイヤー矯正は付け忘れがないため、計画通りに治療が進む可能性が高いです。

②対応できる症例が多い
アライナー矯正(マウスピース矯正)は、骨格や歯並びの状態によっては適応とならない場合があります。
ブラケット矯正(ワイヤー矯正)は3次元的に歯を動かしやすく、移動量が多いので様々な症例に応用されます。

③取り扱いのある歯科医院が多い
アライナー矯正(マウスピース矯正)は新しい治療法で専用のスキャナーなどが必要となるため取り扱ってないところがあります。
しかし、ワイヤー矯正(ブラケット矯正)はスタンダードな治療方法のため、施術可能な歯科医院も多いと思われます。

④装置による違和感が出やすい、発声がしにくくなる
ブラケットには凹凸があるので、そのことで違和感を覚えたり、発音がうまくできなかったりすることがあります。
また、余剰のワイヤーが頬の粘膜に突き刺さり傷や口内炎ができることがあります。

~マウスピース矯正のメリット~

①マウスピースが透明で目立たない
ワイヤー矯正では、各種ブラケットと各種ワイヤーを装着するた通常はめ、どうしても金属色の矯正装置が目立ってしまいます。その影響で人付き合いに消極的になってしまったり、笑うことをためらってしまう方がいます。それに比べて、マウスピース矯正は目立たないので周りの目を気にしなくて済みます。

②食事制限がほとんどない
ブラケット矯正(ワイヤー矯正)は歯に矯正装置が常に付いている状態です。そのため、装置の間に汚れが溜まったり、詰まったりすることがあります。また硬固な食べ物などで矯正装置の破損脱離することがあり、食事の時は気を配る必要があります。
一方で、アライナー矯正(マウスピース矯正)は食事時に装置を外すことができます。そのため、矯正装置の破損リスクが少なく、食事も通常通り行えます。食事の時に人目を気にする煩わしさがありません。

③マウスピースが透明で目立たない
ワイヤー矯正では、各種ブラケットと各種ワイヤーを装着するた通常はめ、どうしても金属色の矯正装置が目立ってしまいます。その影響で人付き合いに消極的になってしまったり、笑うことをためらってしまう方がいます。それに比べて、マウスピース矯正は目立たないので周りの目を気にしなくて済みます。

④ブラッシング、フロッシングが容易
ワイヤー矯正の場合、ブラケットとワイヤーの間にが食渣が溜まり清掃が難しく不潔になりやすいです。、
マウスピース矯正(アライナー矯正)なら着脱可能なので、清掃もしやすく口腔内を清潔に保ちやすいです。

⑤口腔内を傷つけにくい
ワイヤー矯正では飛び出したワイヤーや鋭利な装置が口腔粘膜を傷つけることがあります。マウスピース型ではそのようなことはありません。症例によってはボタンとゴムを併用する場合があります。


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