お子さんの仕上げみがき

2025/09/08

一般的に乳歯は上下合わせて全部で20本あり、早いお子さんは生後5か月ほどで下の前歯から生えてきます。今回は乳歯の生え始め~2才までの仕上げみがきのポイントについてご紹介していきます。
生える時期や順番には個人差がありますので、歯科医院で定期的に診てもらいましょう。

仕上げみがきの目的


★ 虫歯予防
2才までのお子さんで特に気をつけたい虫歯の原因は、お菓子やジュースなどの『糖分』です。食生活に注意しつつ、歯が生えてきたらフッ素入りの歯みがき粉を使用しましょう。

★ お口に触れられる抵抗感をなくす
赤ちゃんは口の中に異物が入ろうとすると反射的に舌で押し出そうとします。これは赤ちゃんに元々備わっている反応のひとつですが、いつまでもあると食事や歯磨きに影響が出てしまいます。お口への様々な刺激に慣れさせてあげることで、こういった反応はなくなっていくのです。

 

仕上げみがきのポイント


★ 生え始めは…
やわらかいタフトブラシで生えかけの前歯を優しくみがく。

★ だいぶ生えてきたら…
子ども用の歯ブラシで力を入れず、1本ずつ細かく動かしてみがく。その際、上唇の裏にある筋(上唇小帯)に当てないように注意する。

★ 奥歯も生えてきたら…
色々な食事ができるようになってプラークもつきやすくなるので、毛にコシのある歯ブラシでしっかり当てながらみがく。特に隙間のない上の前歯や歯と歯の間は虫歯になりやすい箇所なので注意。奥歯は上下の歯が噛み合う面もみがく。この時期からフロスの使用を始めるのがオススメ。

『なかなか上手くみがけない』『イヤイヤ期に入ってみがかせてくれない』など…お子さんによって様々なお悩みが出てくると思います。
親御さんだけで悩まず、ぜひ歯科医院でご相談ください♬

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